梅雨があっという間に開けて、今日は七夕です。七夕伝説によると、天の川の西岸に住む“織姫”と、東岸に住む“彦星”が、七夕になるとカササギの翼にのって天の川を渡り、年に一度、会う。とてもロマンチックなお話です。短冊に願いを書いて笹に飾ったことありますよね。今、皆さんならどのような願いを書きますか。2022年版ママパパ願い事ランキングでは、圧倒的に多かったのが、「家族のこと」コロナ禍やそれに伴う社会不安の中、家族が安心して暮らせることがいちばんと、あらためて考えさせられた結果といえそうです。次に「健康のこと」「給料やお金のこと」となっています。子供の願い事ランキングは、「欲しいもののこと」「勉強」「習い事」となっていますが、「コロナでお友達と遊ぶ機会が減ってしまったからお友達とたくさん遊びたい」「コロナがなくなりますように。お友達の家で遊んだりできないし、マスクも嫌だから」と、コロナ感染症に大きな影響を受けています。
全国のコロナウイルスの感染者は昨日、前週と比較して2倍となる約4万5千800人となりました。4万人を上回るのは2か月ぶり、東京都でも4月中旬以来の8千人台が確認されました。各地の自治体は、警戒感を強めていますが、足元の重症病床使用率は低い地域が多いものの、コロナ感染者を受け入れる病床使用率は、沖縄で48%に達するほか、西の地域で20%以上になっています。政府は、全国的な急拡大を受け、自治体に向けて病床確保や検査体制の強化を求める通知を出しました。これらを受けて、政府は7月前半に予定していた旅行支援策「県民割」の全国拡大時期を延期する調整に入ったということです。旅行先を全国に拡大する「全国旅行支援」は新型コロナで打撃を受けた旅行業界を支える目玉政策で、旅行者が鉄道やバスなど公共交通を使った場合、クーポン券を含む1万1千円を上限に旅行代金を受け取ることが出来ることになっていて、先送りとなれば旅行各社への影響は避けられません。そればかりでなく宿泊業、飲食店、お土産、観光業に大きな打撃となってしまいます。夏休みを控え、これ以上感染者を増やさないということは勿論承知しますが、先日、私の家族が那須に旅行をした時に、ホテルに宿泊する手続き段階で3回目のワクチン接種、または抗体検査、PCR検査の陰性証明が必要ということでしたので、急遽3回目の接種をして宿泊しました。ホテルの入場時は体温測定、消毒は勿論行いました。このような対応をしている現状に於いて、コロナが急増したから旅行はやめてくださいとは、何を根拠にそのような対応をするのか、医学的な根拠を示していただきたい。旅行関係、公共交通様々な業種の皆さまが困っている状況です。今回も不便をかけたということで、支援金等を支給することになるのでしょうか。支援をすることに反対はしません。しかし、今や日本の借金は国民一人当たり980万円、もうすぐ1千万円です。感染症対策は、必要です。そのことは誰もが判っています。政府のやり方が、あまりにも唐突で、また、根拠のないものとなっています。参議院議員選挙が終わってから、検討進めるということですが、旅行業者や関連業者、宿泊を心待ちにしている国民のことを考えるならば、今日にでもしかるべき検討会を開催すべきではないでしょうか。
今の政権与党で本当に良いのか、第26回参議院選挙の審判が10日に下ります。私たちは、全ての働く皆様の安心安全、働くことを軸とする安心社会の実現を求めています。皆様の一票を、短冊に願いを込めるように投票用紙に置き換えて、皆様の支援する候補者の名前を書いてください。連合は、構成組織9名の組織内、そして栃木選挙区は、「いたくら京」氏を推薦しています。残すところ今日を入れてあと3日となりました。投票箱の蓋が閉まるまで共に頑張りましょう!