スポーツ選手の力の発揮方法について


 朝のウォーキング、家の周りを約1時間、今日は(歩数7,860歩・距離7.5Km・歩速130m・脂肪燃焼量19g・消費カロリー429kcal・活動量6.6ex)昼休みを加え1日10,000歩を目標にしています。もう数年になりますが、体重は中々減りません。コースは4コースくらいあるのですが、今は、市貝町と芳賀町の境を歩いています。このコースは、一面に広がる田園風景がとても綺麗で、規則正しく植えられた苗が、水面から顔を出しています。5月は、暑くも寒くもなく程よく汗をかき、とても良い季節です。その散歩の友としてラジオを聞いていますが、今日は、その番組の中で放送されたもので、興味深いものがありましたので、ブログにしたいと思います。

 一般の人は、生活の中で力と能力を出し切れているかというと、そうでもなくて、5割、6割が相場だそうで、7割出せれば良い方だそうです。スポーツ選手は常に最高のパフォーマンス10割を求められるので、その10割を出すためにどうするかということがカギになるということです。アスリートを管理するときのアドバイスとして、コンディショニング、ストリングス、ケア、が重要です。コンディショニングとは、試合で最高のパフォーマンスを出すために十分な準備、体調をどのように整えていくかということ、ストリングスとは、技術面を含めて体を鍛える事、ケアは体の手入れ、いずれも重要で、どれを怠っても最高のパフォーマンスは望めないということです。10割の力を発揮するには集中力を高めることも重要なのですが、アスリートは、天気や気候、ゴルフ選手であれば、風や芝の状況など自然との闘いで、いろいろなものに影響を受けていますが、乱れないようにしようとするのではなく、乱れることが当たり前と考えないといけない。そう考えないと10割の力を発揮できないんだそうです。

超一流の選手は、今日は7~8割しか力が出せないなと思ったらそのことをわきまえて、7~8割の力を出していくそうです。また、流れということもあるそうで、いくら技術を磨いても、コンディショニングとケアが足りなければ力が出せないばかりか怪我をしてしまうというリスクが生じる。一流選手と呼ばれる人は、怪我をしません。

 メンタル「心の健康」も重要で、自律神経に関系があると言われていて、メンタルを保つためには、自律神経を整える事が必要であり、その為には、朝起きて一杯の水を飲み、太陽の光を浴び、一つ一つの細胞に良い血液を流していくこと、食事については、3食を規則正しくいただき、お風呂にゆっくり入り、腸内環境を整えることも重要ということです。また、相手に振り回されて自分を見失うことは、メンタルにはマイナスなので、人の評価は気にしない、自分に期待しないことが必要、自分の軸を持っていないと振り回されて自分を見失ってしまうことがある。(順天堂大学医学部教授、小林弘幸氏:千葉ロッテマリーンの専属ドクター)

スポーツ選手と力の発揮方法ということですが、一流のアスリートとして思い浮かぶのは、野球ですとイチロー選手、サッカーですとレジェンド三浦カズ選手が思い浮かびます。両名共に今でも現役で活躍されている印象がありますが、日頃からこれまで述べられたような努力を重ねていることに敬服するばかりです。実はこの話、スポーツ選手に限らず私たちにも当てはまるような気がします。今、コロナ禍の中でテレワークなど、人と人の関りが希薄化し、メンタルで悩んでいる方も増えています。連合の労働相談にも悩みの声が聞こえてきます。私は、自分の健康を保つことや立場上、“リーダーたるもの健康であれ”という教えのもとで、ウォーキングを行っていますが、実はメンタルや力の発揮に役立っていることに気が付きました。コップ一杯の水を飲んで、皆さんも朝の30分または、昼休みの僅かな時間でもいいので体と心の健康のためにウォーキングを始めましょう。