連合栃木16期後半スタート

  11月11日は、日本で馴染みがありませんが、1が並ぶということでシングル(独身)の日だそうです。中国では「独身の日」と呼ばれる11月11日、恒例のインターネット通販各社による大規模な値引きセールが始まりました。今年は新型コロナウイルスの影響による、いわゆる「巣ごもり消費」などでどこまで伸びるか関心が集まっているようです。アリババは去年、この日だけで日本円で4兆円を超える過去最高の取引額を記録しました。また、中国経済は新型コロナウイルスの影響からの持ち直しが続いている一方で、個人消費の底上げが課題となっていることから、独身の日の消費の動向も注目されています。

さて、11月6日、連合栃木第10回年次大会に於いて、2020~2021年度運動方針補強が確認され、年次大会を終了することが出来ました。参加された代議員、傍聴者の皆様、特に議長を務めていただきました代議員に感謝を申し上げます。また、今大会で退任された役員の皆様に於かれましては、任期や役職に違いはありますが、連合栃木の前進に貢献いただきましたご尽力に感謝を申し上げます。新たに役員になられた皆様、共に頑張りましょう。今大会は、コロナ禍の中での開催ということで集合体での開催は見送りも検討しましたが、連合栃木は、毎月開催の執行委員会など機関会議は集合体で開催しており、同様に開催すべきとの意見が多く踏み切らせていただきました。体温測定やマスク着用、消毒などコロナ対応を行いながらの開催となりました。

コロナウイルス感染症「北海道で1日、200人感染」と報じられ第3波も警戒しなければなりません。厚生労働省は、昨日新型コロナウイルスによる解雇や雇止めについて、見込みを含めて全国で7万人を超えたと報じています。栃木県でも942人と増えていることを踏まえ、今次大会の補強のポイントとして、『新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、県内の雇用や経済は厳しい状況にある。働く仲間の命と雇用を守りながら、雇用や経済に与える影響を最小化するために、行政機関・経済団体とも連携し、事業の継続や雇用の維持に全力で取り組んでいく』ことを確認しました。また、組織拡大につきましては、向こう10年間をかけて組合員の減少に歯止めをかけることを最大の目的とし、連合本部と連携し目標必達に向けて取り組んでまいります。皆様のご支援よろしくお願いします。

アメリカでは大統領選挙が行われ、勝利を確実にした民主党のバイデン前副大統領、日本では今後の日米関係はどうなっていくのかが注目されています。トランプ政権の4年間、安倍前首相との個人的な関係は良好のように映りましたが、結果として巨額の米国製防衛装備品購入を押し付けられるなど自国の国益を最優先する政策を取り、そのため中国との関係も悪化させ、世界経済に大きな影響を与えた印象があります。バイデン次期大統領はどうでしょうか。毎日のようにメディアが取り上げ、伝えられていますが米民主党は、政策的に防衛費削減があり、日本に対し基地負担の見直しが迫られるのではないか、中国との関係に於いては安保・経済両面で「国際的なルールを守らせる」と姿勢を示しており、今後の展開が注目されます。もう一つ驚くべきは投票率です。今回の大統領選挙の投票数は1億5883万票、アメリカの18歳以上の有権者総数は2億3925万人に対する投票率は、66.4%に達しました。(前回2016年:61.4%)

一方、日本では、近年行われた多くの選挙の結果を見ると投票率が50%に達していない状況です。11月15日には、栃木県知事選挙、宇都宮市長選挙が実施されます。連合栃木としては自主投票としていますが、連合は「投票に行こう!」運動をはじめとする投票促進運動を展開し、投票率の向上に努めるとともに、労働組合の社会的責任として、全ての組合員の政治参画を推進しています。ご協力よろしくお願いします。

今年の冬は、フィリピン沖の気流の変化により、例年と比べ寒いと予報されています。コロナウイルス感染症拡大防止には、適宜換気が必要とのことです。寒さが厳しいと換気もままならないと思いますが、インフル・コロナ対策をしっかり行い、健康管理に留意され、風邪など召さないようご自愛ください。