6月19日、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための都道府県をまたぐ移動の制限が解除され、プロ野球も開幕し、新しい日常が始まったと感じた人も多かったのではないでしょうか?私も20日(土曜日)には箒川へアユ釣りに出かけました。釣り場についたら解禁を思わせるような沢山の方が竿を出していましたし、21日(日曜日)には栃木と茨城の県境にある鷲子山神社、フクロウ(不苦労)神社に出かけました。下野新聞に紫陽花が見ごろと出たこともあり大勢の観光客でにぎわっていました。驚いたのは、鷲子山神社の紫陽花は、珍しい品種が多くとてもきれいで、いたるところに石で出来たフクロウがあり、いろんな方が撫でていました。少し前ならコロナの影響で遠慮しがちだと思いますが、特に子供は喜んで撫でていました。そのような光景を目にして、少しずつコロナ発生前の生活に戻りつつあるなと感じたところです。まだ見ごろなので出かけてみてはいかがでしょうか?
さて、昨日6月23日、栃木県庁に於いて「雇用維持・経済回復に向けた公労使共同宣言」採択、署名を行いました。宣言式には、行政機関(県・県市長会・県町村会・栃木労働局)、労働団体(連合栃木)、経済団体(県経営者協会・県商工会議所連合会・県商工会連合会・県中小企業団体中央会・県経済同友会)の10機関、この宣言には、「長期戦が見込まれる中、経済回復には三者がこれまで以上に連携し、様々な対策に取り組むことが重要とし、栃木県に於ける雇用の維持・経済活動の回復に向け、コロナに負けない、コロナ以前を超える魅力ある栃木のため、オール栃木で取り組むことを宣言しました。参加された皆様から、雇用を守ると力強い言葉をいただき感銘しました。
私からは、採択後に次のように挨拶させていただきました。
本日このような機会を設定いただきました栃木県福田知事、栃木労働局、浅野局長をはじめ、公使の皆様に御礼と感謝を申し上げます。誠にありがとうございます。連合は、働くことを軸とする安心社会に向けて、本年30年を迎え、新たにスタートを切ったところでしたが、今回の新型コロナウイルス感染症対策として、まずは命を守ることを最優先に考え、雇用を守る取り組みを行って来たところですが、労働相談に寄せられる声を鑑みますと、日に日にその厳しさを増しており、長期化の懸念も払拭出来ない状況です。現在、各企業経営者の皆様に於かれましては、雇用の継続に向けた懸命な努力を重ねていただいていることや、各種助成金の申請・対応から支給に携わられている皆様に、厚く御礼申し上げますとともに、栃木県内で働くすべての皆様が安心できる暮らしへの引き続きの対応をお願い申し上げます。そのことが命と雇用を守ることにつながると確信しています。結びになりますが、連合栃木は雇用の維持・経済回復に向けて、本日お集りの皆様と連携し、全身全霊取り組んで行くことを誓い、働く仲間を代表しての一言とさせていただきます。(挨拶全文)
今回の宣言式には、コロナ禍の影響で、不安に暮らしている多くの県民、働く仲間に希望が持てればとの思いで臨みました。しかし、この国難を乗り越えるのは、県民、全ての働く仲間、一人一人がそう感じなければ厳しい状況はさらに続くことに成ります。連合栃木は、“希望”と“安心”の社会を目指し取り組んでまいります。