6月といえば

6月といえば、皆さんは何を連想されますか?過去5年に新聞各紙に掲載された回数が多い順に紹介されているものがありました。それを見ますと、1位:梅雨、2位:父の日、3位:夏のボーナス、4位:衣替え、5位:山開きとなっています。1位の梅雨は納得しましたが、2位に父の日が入っているのは驚きました。5月に同様の調査結果があり、同じく2位に母の日が入っていましたので、よく言えば家族の絆は繋がっている、まだまだ日本も捨てたものじゃないな!と安心したところです。3位のボーナスはどうですか、私の出身会社は夏のボーナスが7月なので、ピンと来ませんが、全国見渡すと6月ボーナスが圧倒的に多いですね。4位の衣替えですが、これもクールビズ対応が、前倒しされて5月が一般的になりましたが、世間一般には6月なんですね。

さて、6月1日から大企業にパワハラ防止法が施行されました。今回の法律では、具体的な対策の内容や何がパワハラに当たるのか指針も初めて作成されました。この法律ではパワハラを「優越的な関係を背景とした言動であり、業務上必要かつ相当な範囲を超えたもので労働者の就業環境が害されるもの」と定義されました。指針では身体的な攻撃や精神的な攻撃、人間関係の切り離しなど6類型に分けて、類型ごとに事例も示していますのでご確認をいただきたいと思います。連合の労働相談には、今はコロナに関する相談が多くなっていますが、これまでは「いじめ、いやがらせ、パワハラ」に関する相談が上位を占めていました。パワハラについては、研修会などで意見させていただいておりますが、それぞれの立場で人と人の関係があまりにも希薄になりがちで、労働相談から解決に向けてお互いの主張を聞きますと、「もっと話し合っておけば問題に発展することは無かった」と言う事が多く残念に思います。今の社会については、前回のブログでも紹介しましたが、競争社会一度始まると抜けられないと紹介しましたが、職場では我が我が、自分さえよければいい!のような風潮に陥ってしまい、本来の助け合いの精神が失われているような気がします。もう一度皆さんの仲間が、職場で人間関係について困っている人がいないか?確認してください。ご自身が関係すると矛先が自分にきてしまう等、恐れがある場合にはそれぞれお勤めの会社に労働組合があれば労働組合に、無ければ連合栃木に相談してください。皆さんに代わって対応することができます。一人で悩まずお気軽にご相談ください。秘密厳守となっています。

私は6月といえば、なんといっても那珂川のあゆ解禁です。那珂川はご存じでしょうか?関東の四万十川と呼ばれています。風光明媚で魚影も濃く、田畑を潤す河で、那須山麓を源流とし南北に流れ、茂木町から東南に茨城県の大洗で太平洋にそそぐ一級河川です。残念ながら解禁には釣行できませんでしたが、胸躍らせているところです。アユ釣りについては、いつか改めてブログで紹介させていただきます。

梅雨の湿った季節になりましたし、昨日東京では、コロナ感染者が新たに34人報告され、「東京アラート」が発令されました。油断ならない状況が続きますが、皆様のご健康とご健勝を祈念申し上げます。