情報化社会とコロナウイルスについて

早いところは長期連休に入りましたが、東京都の小池知事は、本来ならゴールデンウィークですが、ステイホームウィークにしてほしいと呼びかけました。昨日は東京で久しぶりに感染者が2桁にとどまりましたが、引き続き非常事態宣言は続いておりますし、栃木県に於いても感染者は増えている状況です。医療の専門家は、今の状況で非常事態宣言を解除するのは大変危険であると申しています。引き続き油断はできない状況ですので、不要不急の外出は控えるようお願いします。

さて、モバイルネットワークの進化が顕著で、第5世代(5G)移動通信システム、携帯電話などに使われる通信方式が、第4世代(4G)に比べ、通信速度が100倍向上する。これは、これまで2時間の動画をダウンロードするのに5分かかっていたものが数秒で完了するもので、今後あらゆる産業に応用が考えられており、暮らしが便利になるというのが、専門家の見方です。一方で、懸念されるのがサイバーセキュリティーの問題で、現状でも技術の進歩にセキュリティーが追い付いていないという状況でありますから、さらに進歩するとなるとサイバーはその先にあり、より危ない状況が考えられ、プライバシーが守られないと専門家が警告を鳴らしていました。そのような情報化社会の中で、今回のコロナウイルスでは、インターネット通販や電子マネーが活用されており、今後もネット診療も行われる様で、安全で便利な面も広がりつつあります。反面「うわさ」「デマ」「風評被害」「中傷」などが相次いで報告されています。これらの対象は、感染者と直接かかわりがない人や診察した医療機関、商店などに及んでいます。私も1週間くらい前に、今回のコロナ感染発生は○○町の○○店の娘さんが感染した。感染者の奥さんが○○ストアに勤めていたよ。などうわさを耳にしました。これらは後に、全部「デマ」とわかりました。情報元はSNSという事でした。このような情報は、スマートフォンならワンタッチで拡散してしまいます。またこれらの情報を峻別するのは私たち利用者です。様々な場面で、今後もこのような情報に向き合う時が来ると思いますが、その情報で、どれだけの関係者が悲しむか?酷い目に合うか?考えて判断していただきたいと思います。

長期連休中の方、これから連休に入る方もいると思いますが、コロナウイルス感染症の終わりが見通せない状況ですが、是非この機会に普段できないこと、実践してみてはいかがでしょうか?私は、ガーデニングに汗を流そうかと思っています。しかし、近くのホームセンターはすごく混んでいるので、時間を見計らって利用しようと思います。